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シロオリックスの赤ちゃんデビュー──7/4
 5月13日に生まれたシロオリックスの赤ちゃん(メス)。元気に育ってます。6月28日から、アフリカ園のサバンナ小放飼場にデビューしました!

 生まれたばかりのころは、じっとしたままお母さんが来るのを待っていましたが、生後1週間で、お母さんのあとをついて歩くようになりました。

 1か月もたつと自分でえさを食べるようになり、生後40日をすぎると、乾草や青草を食べ、反芻もしています。

 親は首や胸のあたりが赤みがかった茶色、顔には褐色の斑紋があり、ほかは淡い色なのですが、子どもは体全体が淡い黄褐色で、斑紋もありません。斑紋があらわれるのは、生後半年ほどたってからとのこと。

 シロオリックスの英名は scimitar-horned oryx 。scimitar というのは、アラビア・ペルシア起源の「三日月刀」。角のかたちを刀にたとえたわけですが、今回生まれた赤ちゃんの角は、まだ10センチくらいです。

 母親がブランチ(1997年10月31日、多摩動物公園生まれ、5歳、初産)、父親はメロス(1994年9月17日、多摩動物公園生まれ、2003年3月19日死亡)。そして、子どもの名前は「モンブラン」に決定! 赤ちゃんをふくめ、シロオリックスの数はぜんぶで7頭です(メロスが死亡し、メスだけになりました)。

 今後、キリンとシマウマといっしょの放飼場に出る予定ですが、赤ちゃんの安全のため、秋ごろになりそうです。



「どうぶつ図鑑」のシロオリックス



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