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アムールトラの「シズカ」が死亡しました(※病理組織検査の結果を追記しました)
 └─2024/02/16(03/28更新)
 多摩動物公園では、このたびアムールトラの「シズカ」が死亡しましたのでお知らせします。
※病理組織検査の結果を追記しました。

死亡したアムールトラ
名前   シズカ
性別   メス
年齢   17歳
生年月日 2006年6月16日 多摩動物公園生まれ
死亡日  2024年2月15日(木)
死因   溺死


アムールトラ「シズカ」
(撮影日:2021年4月30日)

経緯
 シズカは2006年に多摩動物公園で生まれました。これまでに2回出産し、6頭の子が生まれました。

 2月15日の9時30分頃放飼した直後は普段と変わらず異常は見られませんでしたが、10時40分頃、飼育担当者が放飼場のプールで動かないシズカを発見しました。すぐに獣医師が確認しましたが、残念ながら死亡していました。

 放飼場でのシズカの行動を撮影したビデオの映像から、10時32分頃放飼場奥の部分で急に立ち上がり、回転して暴れ始めた後プールに落ち、10時35分頃に動かなくなったことを確認しました。

 今後、病理組織検査をおこない、死亡直前のシズカの行動の原因について調査します。
 病理組織検査の結果、心臓のリンパ腫による急性心不全を起こしていたことがわかりました。

当園での飼育状況(2024年2月16日現在)
2頭(オス1、メス1) ※今回死亡した「シズカ」は含みません。

日本国内の飼育状況(2022年12月31日現在)
アムールトラ 26施設 56頭(オス26、メス30)
資料:アムールトラ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

(2024年02月16日)
(2024年03月28日:病理組織検査の結果を追記)



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