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トキを佐渡トキ保護センターに移動します
 └─ 2023/06/12
 多摩動物公園では、環境省が進めるトキ保護増殖事業に協力するため、佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)から2007年に2ペアを預かって飼育を開始しました。その後、ペアの追加や交代を経て、現在も非公開での飼育繁殖をおこなっています。

 今回は、2022年に多摩動物公園で誕生したトキ4羽を、佐渡トキ保護センターへ移動します。

佐渡へ移動するトキ
(撮影日:2023年5月17日)

移動するトキ
 オス 2022年4月11日 多摩動物公園生まれ
 メス 2022年4月19日 多摩動物公園生まれ
 メス 2022年4月22日 多摩動物公園生まれ
 メス 2022年4月24日 多摩動物公園生まれ
 
移動予定日
 2023年6月15日(木)

経緯
 多摩動物公園は2007年度から、トキ保護増殖事業計画にもとづき、鳥インフルエンザなどの感染症による絶滅の危機の回避などを目的に分散飼育を受け入れ、昨年で15年連続繁殖に成功しています。
 多摩動物公園から佐渡トキ保護センターへ移動する幼鳥4羽は、今後の放鳥計画に組み込まれる予定です。

多摩動物公園での飼育状況(2023年6月12日現在)
 14羽(オス4、メス6、不明4)※今回移動する個体を含みます。

国内のトキの飼育状況(2023年5月30日現在)
 佐渡トキ保護センター、同野生復帰ステーション及び当園を含む5つの分散飼育地を合わせて、192羽のトキを飼育しています。(新潟県報道資料)

(2023年06月12日)



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