ニュース
シマウマの脚のケアのための取組み
 └─ 2022/11/06
 旧モウコノウマ舎で飼育しているグレビーシマウマ「ナギ」(メス)の放飼場に砂を入れました。

 今年で26歳(国内最高齢)のナギは、高齢により動きが少なくなってきていることから、蹄の伸びすぎを予防するための定期的な削蹄さくていを実施しています。しかし、今年に入ってから脚の炎症が強くなり、最近はコンクリートや火山礫かざんれきなど硬い地面を歩くときに痛みがあるようでした。

 9月におこなった削蹄後も歩様が大きく改善しなかったため、少しでも苦痛を軽減できるよう、11月に入り放飼場のナギがよく歩く通り道に砂を敷きました。

 今後も、獣医と担当者で相談しながら給餌や投薬など飼育管理をおこない、ナギのすごしやすい環境を整えていきます。ご来園の際には、あたたかく見守ってください。


砂の搬入


道ができるよう整地


翌日、すぐに利用してくれました

(2022年11月06日)



ページトップへ