多摩動物公園のモウコノウマの「メロス」(オス)の死亡を2020年12月2日(水)に確認しました。3歳でした。
メロスは2017年、当園で生まれました。2020年11月30日(月)の朝、メロスが運動場内で立ち上がれなくなっているのを確認しました。転倒確認後、公開を中止して治療をおこないました。同日14時30分ごろに立ち上がり、歩いて寝室に戻りました。
その後反応もよくなり採食も確認したのですが、12月1日(火)の朝、室内で再び立てなくなったため治療をおこないました。しかし、翌2日(水)の朝、死亡を確認しました。
解剖により、死因はミオパチー(横紋筋融解症)と判明しました(筋肉の変性・壊死により生じた毒素が血中に入り、心肺や腎臓の機能不全をきたしたことによる死亡)。
メロスの死亡により、多摩動物公園で飼育しているモウコノウマは13頭(オス4、メス9)になりました。

モウコノウマ「メロス」
(撮影日:2019年5月10日)
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