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佐渡トキ保護センターにトキ6羽を移動します
 └─2020/10/16

 多摩動物公園は2007年、環境省が進めるトキ保護増殖事業計画にもとづき、鳥インフルエンザなどの感染症による絶滅の回避などを目的とした分散飼育のために佐渡トキ保護センターから2ペアを受け入れ、非公開エリアで飼育を開始しました。その後、ペアの追加や交代を経て、13年連続で繁殖に成功しています。

 このたび、多摩動物公園で2020年に生まれた幼鳥4羽と親鳥1ペア、計6羽を佐渡トキ保護センターに移動します。幼鳥は今後の放鳥計画に組み込まれる予定です。また、親鳥は高齢のために繁殖しづらくなってきたため、佐渡に移動します。

移動するトキの性別と誕生地
オス 2001年5月21日 佐渡トキ保護センター生まれ
メス 2003年5月9日  佐渡トキ保護センター生まれ
メス 2020年5月11日 多摩動物公園生まれ
メス 2020年5月13日 多摩動物公園生まれ
オス 2020年5月16日 多摩動物公園生まれ
メス 2020年6月1日  多摩動物公園生まれ

移動予定日 2020年10月22日(木)

多摩動物公園での飼育数(10月16日現在) オス5羽、メス7羽、計12羽(※今回移動する個体を含む)

今年の国内でのトキの繁殖状況
 佐渡トキ保護センター、同野生復帰ステーション、および多摩動物公園を含む5つの分散飼育地を合わせて、2020年7月21日時点で38羽のトキが国内で育っています。

(2020年10月16日)


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