ニュース
6月8日からチンパンジーの子「イブキ」公開
 └─2019/06/06

 お知らせしたとおり、多摩動物公園で2019年4月30日、チンパンジーのオス「イブキ」が誕生しました。母親は「モモコ」、父親は「マックス」。

 2019年6月8日(土)から公開します。時間は10時頃〜15時45分頃。チンパンジー舎の大放飼場です。

 ※親子は、他の個体のようすを観察しながら、少しずつ、慎重に群れの中に出しています。
  親子が公開されないこともありますので、あらかじめご了承ください。

 ※天候や動物の体調により、ご覧になれない場合もあります。

2019年5月12日撮影
2019年5月29日撮影

 モモコは落ち着いて子育てをしており、イブキをていねいになめたり、毛づくろいをしたりしています。ときどきイブキの両手を持ち、「高い高い」のような行動を見せることもあります(動画)。イブキは産まれたときよりも顔つきがしっかりして体も大きくなりました。


【動画】「高い高い」のような行動を見せる母親モモコ


 兄弟の「ミカン」や「フブキ」も興味深そうにイブキをのぞきこんだり、さわったりしています。当初、モモコは他のチンパンジーがイブキにさわるのを許しませんでしたが、今では数頭を受け入れるようになりました。

 名前は兄のフブキにちなんでつけました。新緑の息吹く時期に生まれたこともあり、生命力と活気にあふれたチンパンジーになることを願っています。

〔多摩動物公園北園飼育展示係 野田瑞穂〕

(2019年06月06日)


ページトップへ