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「センサーカメラは見た! 園内の野生動物」
 └─2019/02/24

 豊かな自然が残る多摩動物公園は53ヘクタール以上の広大な敷地をもち、多くの種類の動物を飼育しています。しかし、ここで生活している動物は飼育されている動物たちだけではありません。

 今回は園内4か所に設置したセンサーカメラがとらえた野生動物5種を動画とともにご紹介します!


ニホンアナグマ:園内にはニホンアナグマの巣穴が複数箇所確認され、巣の近
くにしかけたセンサーカメラには、親のほかに子どもの姿も映っていました。



タヌキ:園内4か所のセンサーカメラすべてにほぼ毎日映っていました。
アナグマの巣穴を使っているところや子どもの姿も観察されました。



アライグマ:園内にある池の付近で外来種であるアライグマの姿が映っていました。
手先を器用に使い、池の中から食べ物を探しているようすが確認できました。



ヤマシギ:園内の池の近くで、日中には見ることが難しい鳥、ヤマシギが
確認されました。大きい目と太めの脚が特徴です。



アオサギ:この時期は春の繁殖シーズンに向けて巣材になる
木の枝を運んでいる姿を見ることができます。


 コナラやクヌギを中心とした雑木林から成る多摩動物公園は、多くの野生動物がくらしています。野生動物の息づかいを感じつつ、園路を散策してみてはいかがでしょうか。

〔多摩動物公園教育普及係 恩田諒〕

(2019年02月24日)


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