タスマニアデビル「マルジューナ」が死亡しました
└─2017/12/11
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多摩動物公園のタスマニアデビルのメス「マルジューナ」が死亡しました。死亡確認日は2017年12月9日です。マルジューナはオーストラリアのトロワナ・ワイルドライフパークで2013年5月1日誕生した個体。4歳でした。
マルジューナ(2017年11月8日撮影)
来園は2016年5月31日。6月11日から公開しましたが、10月末から腹部と胸に皮膚炎が見られるようになり、11月初旬の検査で「皮膚型リンパ腫」と呼ばれる悪性腫瘍と判明しました。その後、痛みを緩和する治療等をおこなってきましたが、残念ながら12月9日の朝、死亡を確認しました。なお、皮膚型リンパ腫は、「タスマニアデビル顔面腫瘍病」(DFTD)ではありません。
多摩動物公園での飼育個体は、マルジューナとともに来園したメス「メイディーナ」、そして2017年11月7日に来園したオス2頭「テイマー」と「ダーウェント」の3頭となりました(なお国内でタスマニアデビルを飼育しているのは多摩動物公園だけです)。
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