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スリランカゾウの「アヌーラ」が引越します
 └─2017/09/28

 このたびスリランカゾウの「アヌーラ」が新アジアゾウ舎に引越しすることになりましたのでお知らせします。


スリランカゾウ「アヌーラ」

引越しするスリランカゾウ
 名 前 アヌーラ
 性 別 オス
 年 齢 推定64歳
 来園日 1958年4月30日

引越し予定日 2017年10月25日(水)

引越し先   園内 新アジアゾウ舎


現アジアゾウ舎と引越し先
(新アジアゾウ舎は工事エリア内)

経緯
 現在アヌーラは食欲もあり、オスゾウ特有の生理現象であるムスト(※)も定期的に来るなど、とても健康な状態ですが、推定64歳と高齢化は進んでいます。
 新アジアゾウ舎は2020年春の完成を目指して工事中(工事のお知らせはこちら)ですが、室内展示場は完成しており、よい環境が整っています。そこで、少しでも早く、より健康なうちに、新アジアゾウ舎に移動する方がアヌーラにとって好ましいと判断しました。
 新アジアゾウ舎に移動後は、しばらくアヌーラをご覧いただけなくなりますが、近日中にモニターでご覧いただけるようにする予定です。モニターでの公開が決まりましたら、ホームページにてお知らせします。
 なお、12歳の「アマラ」(メス)と10歳の「ヴィドゥラ」(オス)は、現在のアジアゾウ舎で引き続きご覧いただけます。

※ムストについて
 主に気性が荒くなり攻撃的になる時期のことを言います。アヌーラの場合、年に2回あります。
 外見的には目の横にある腺から分泌物が出たり、尿が常時ぽたぽた垂れて後肢の内側が濡れた状態になったりします。

多摩動物公園での飼育状況(2017年09月28日現在)
 3頭(オス2、メス1) ※今回引越しする「アヌーラ」を含みます。
 なお、日本国内全体では、多摩動物公園を含む7の施設で合計12頭(オス5、メス7)を飼育しています。

(2017年09月28日)


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