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水鳥池にガンたちがもどってきます
 └─2017/04/03

 多摩動物公園では、2016年12月9日から鳥インフルエンザ対策のため、「水鳥池」のガン類を別の場所に移動させ、池の水を抜いて野生ガン・カモ類の飛来を抑制していました(詳しくはこちら)。

 このたび、野生カモ類との接触抑制対策の網張りが完了し、2017年4月5日(水)に飼育ガン類を4ヵ月ぶりに水鳥池に戻すことになりました。


網を張った水鳥池

 池の主たちが留守のあいだ、網張り作業と平行し、彼らに植栽を食い尽くされた陸地に陰となる樹木、産卵や休息時に隠れ場所となる低木、むき出しの地面を覆う地被植物などを植える工事もおこないました。
 改善された環境ですが、100羽近くのガン類にとって、新たな環境(植物)は 食べ放題のワンダーランドかもしれません。植物が繁茂できるか、そのまえに、再び食い尽くされてしまうのか……ちょっとドキドキしています。


以前の水鳥池のようす

 春の訪れとともに、ガン類も水鳥池に帰還します。広い池でゆったりとすごすガン類を、ゆっくりとご覧ください。

 ※なお、気象状況(高温など)によって、移動を延期する場合もあります。ご了承ください。

(2017年04月03日)


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