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チーター「リリー」の出産と子どもの死亡について
 └─2017/02/24

 多摩動物公園で飼育しているチーターの「リリー」が2月22日に出産しましたが、残念ながら翌23日に子どもは死亡しました。


チーター「リリー」

 出産にあたり母親(リリー)を落ち着かせるため直接観察はおこなわず、監視カメラで経過を見守っていたところ、22日の21時17分頃、1頭の子どもを出産しました。
 子どもは元気なようすで、リリーも体を舐めてやるなどよく面倒を見ていましたが、翌日10時30分頃から子どもの動きが悪くなり、11時30分頃には動かなくなったため、母親を離して死亡を確認しました。

 死因は衰弱でした。
 子どもの性別はメスで、まだ臍帯と胎盤が繋がったままの状態でした。胎盤が繋がったままになっていたことで動きが制限されたことも、衰弱の一因になったと考えられます。

 今回は残念な結果となりましたが、次の機会にはよいお知らせができるよう取り組んでまいります。

 なお、2月5日に生まれた「シュパーブ」の子ども3頭は、順調に生育しています。皆さまも成長を見守っていてください。

(2017年02月24日)


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