多摩動物公園で、モウコノウマの赤ちゃんが誕生しました。
誕生したモウコノウマの赤ちゃん
誕生日 2015年6月19日(金)
性別 メス
両親 母親:ザルツァ 2007年10月5日、オーストリア ザルツブルク動物園生まれ
父親:クヴァジー 2007年6月21日、スイス ヴィルトニスパルク・チューリッヒ生まれ
モウコノウマの親子
公開について
親子は、アジア園アジアの平原モウコノウマ舎にて公開の予定ですが、親子の健康管理等をおこなうため、しばらくの間はご覧になれません。公開日は後日、当ウェブサイトでお知らせします。
当園のモウコノウマの飼育状況
今回生まれた赤ちゃんを含め、9頭(オス2、メス7)になりました。
(参考)
モウコノウマは、現存する唯一の野生馬(家畜化されていないウマ)で、かつてはアジア大陸内陸部の平原からヨーロッパにかけて広く分布していましたが、乱獲などにより個体数が激減し、野生下では一度絶滅しました。
しかし、動物園でわずかに飼育されていたモウコノウマから、世界各国の動物園で繁殖に努めた結果、個体数が徐々に回復。国連や世界各国の協力により、モンゴルの保護区を中心に野生復帰計画が進められた結果、モウコノウマが大平原を駆け回る姿が見られるようになっています。
◎過去の関連記事
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モウコノウマが来園しました(2013年3月18日)
◎動画「東京ズーネットBB」より
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多摩動物公園「アジアの平原」オープン(2013年4月撮影)
(2015年06月25日)