多摩動物公園では、
兵庫県立コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市)と、ニホンコウノトリの有精卵を交換することになりました。
交換するニホンコウノトリの卵
・多摩動物公園から兵庫県立コウノトリの郷公園へ
Yペア(J265(オス)・J274(メス))から生まれた卵 1個(予定)
・兵庫県立コウノトリの郷公園から多摩動物公園へ
ASペア(J387(オス)・J050(メス))から生まれた卵 3個以内(予定)
※輸送当日の卵の状況により、移動数が変わる可能性があります。
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コウノトリの郷公園へ移動する予定の卵 (写真のうち1個) | 多摩動物公園Yペア |
移動予定日
・多摩動物公園から兵庫県立コウノトリの郷公園へ
2015年4月30日(木)
・兵庫県立コウノトリの郷公園から多摩動物公園へ
2015年5月中旬予定
経緯
多摩動物公園では、1988年に日本で初めてとなる飼育下でのニホンコウノトリの繁殖に成功して以来、人工繁殖も含めて数多くのペア形成や繁殖に貢献した実績を持っています。
「コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル」(略称IPPM-OWS)への取組の一環として、国内で飼育されているニホンコウノトリの遺伝的多様性を維持することを目的に、2014年より兵庫県立コウノトリの郷公園で産卵した卵を当園へ移動させています。今回、初めて有精卵を交換することになりました。また、当園に移動後の卵は、繁殖経験のあるペアに預けられる予定です。
当園での飼育状況
50羽(オス24羽、メス26羽) ※2015年4月28日現在
(2015年04月28日)