(2014年12月10日追記)
ハキリアリの展示を12月1日から中止していましたが、12月11日から再開します。
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日本では多摩動物公園でしか見ることのできない動物、それが「ハキリアリ」。「農業」を営む昆虫として知られ、葉を切り取って巣に運び、菌類を育てて食べるという非常に面白い生態を見せるアリです(下記のリンク先ニュースもごらんください)。
現在、昆虫園本館で展示しているハキリアリの群れは、2008年11月に南米のペルーからやってきました。来園後すでに6年がたち、最近は女王の姿も確認することができず、菌を育てる「菌園」が徐々に小さくなってきました。葉を切りとる行動も、以前とはちがって活発には見られなくなってきました。
多摩動物公園のキャッチフレーズは「アリからゾウまで出会えるところ」です。アリの展示を絶やすわけにはいきません。そこで、新しい群れを導入することにしました。
新しい群れはペルーから12月6日に来園予定ですが、それに先立ち、新しい群れが展示できるよう展示室を整えなければなりません。そのため、2014年12月1日からしばらくハキリアリの展示を中止します。
ハキリアリファンの方には大変もうしわけありませんが、新しい群れが落ち着き、展示されるまでしばらくお待ちください。展示再開の際は、当サイトでお知らせいたします。
→12月11日から再開します。
小さな巣が育って行くようすを見ていただくために、昆虫園では着々と準備を進めています。どうぞお楽しみに!
・これまでのニュース
南米からハキリアリ来園!(2002年10月18日)
ハキリアリの新女王アリ誕生!(2004年11月12日)
ハキリアリに雄アリ誕生!(2006年06月23日)
ハキリアリ選手交代!(2007年03月09日)
巨大キリギリス&羽アリ参上!(2007年12月28日)
ハキリアリ、選手交代しました(2009年05月30日)
(2014年11月20日)
(2014年12月10日追記)