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ユキヒョウ「ユキ」死亡のおしらせ
 └─2010/06/22

 2010年6月20日、多摩動物公園のユキヒョウ「ユキ」が死亡しました。

 ユキは、1998年5月13日にポーランドのポズナニ動物園で生まれたメス。2004年12月6日、ブリーディングローン契約(繁殖を目的とする貸借契約)により、名古屋市東山動物園から来園しました。

 ユキは、カザフスタンから来園した「シンギズ」とのあいだに、2005年5月27日に3頭(オス1頭、メス2頭)、2008年4月9日に3頭(オス3頭)の子どもをもうけました。2009年7月2日には、フィンランドのヘルシンキ動物園から来園した「ヴァルデマール」の子ども(オス1頭)を出産。子どもたちは国内外の動物園に旅立ちました。

 ユキは2週間ほど前から食欲が低下。検査をしたところ、卵巣と子宮に悪性腫瘍が見つかりました。全身の状態が悪かったため摘出手術を見合わせ、ようすを見守っていましたが、6月20日午後5時36分に死亡しました。死因は卵巣腫瘍でした。

 ユキの死亡後、多摩動物公園のユキヒョウはオス2頭、メス3頭となりました。

(2010年06月22日)



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