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ユキヒョウのスオウを英トワイクロス動物園に寄贈
 └─2010/02/26

 多摩動物公園では、東京都のズーストック計画として、希少動物15種の飼育と繁殖に取り組んでいます。ユキヒョウもその一つであり、これまで多数の繁殖に成功してきました。

 一昨年(2008年)は、4月に「スオウ」「コハク」「ハン」(いずれもオス)、6月に「ミルチャ」(メス)が生まれましたが、そのうちスオウをイギリスのトワイクロス動物園に寄贈することになりました。

 飼育下におけるユキヒョウは貴重な存在であり、動物園は国際的な協力体制をしいて、血統管理をしています。今後、貴重な血統のユキヒョウ個体をヨーロッパの動物園から導入する予定です。

 なお、コハクは2009年5月、名古屋市東山動植物園に移動しました(契約上、コハクは東山動植物園の個体です)。また、ハンはカザフスタンのアルマティ動物園に寄贈するため、2009年10月に多摩動物公園から移動しました。

 スオウが出発すると、多摩動物公園のユキヒョウはオス3頭、メス4頭になります。

(搬出入時の取材はできません。ご了承ください。)

(2010年02月26日)



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