◎チーター「スミレ」が多摩に戻って来て、
「サバンナ」は富士自然動物公園に帰ります
こちらのニュースでお知らせしたとおり、多摩動物公園から富士自然動物公園(富士サファリパーク)に貸し出していたチーターのメス「スミレ」が、目的どおり出産! 4頭を産みました。
多摩動物公園と富士自然動物公園は、2007年からチーター繁殖のための共同計画を進めています。スミレは初産ですが、赤ちゃんの世話をよくしています。
スミレは4頭のうち2頭といっしょに、まもなく多摩動物公園に帰ってきます。また、富士自然動物公園から多摩動物公園に来ていたメス「サバンナ」も富士自然動物公園に戻ります。
・富士自然動物公園から多摩動物公園に移動する個体
スミレ(母親)2003年6月5日 南アフリカ共和国生まれ
カンガ(オス)2009年1月6日 富士自然動物公園生まれ
コリナ(メス)2009年1月6日 富士自然動物公園生まれ
富士自然動物公園に出発したのは2008年9月24日(水)。帰ってくるのは、2009年10月28日(水)です。
・多摩動物公園から富士自然動物公園に移動する個体
サバンナ(メス)2004年11月19日 南アフリカ共和国生まれ
多摩動物公園にやってきたのは2008年9月24日(水)。戻るのは2009年10月28日(水)です。
※検疫(健康チェック)が終わったら公開予定です。公開日は追ってお知らせします。
◎多摩動物公園でのチーター誕生と名前募集
多摩動物公園のチーターのメス「キキョウ」とオス「カエデ」のあいだに、2009年9月22日(火)、赤ちゃんが3頭(オス1頭、メス2頭)生まれました! キキョウにとっては2回目の出産でもあり、母親は落ちついて赤ちゃんの世話をしています。赤ちゃんもすくすくと育っています。
母親キキョウは2003年4月23日、父親カエデは2002年8月1日、いずれも南アフリカ共和国の繁殖センターで生まれました。2008年3月にも、この2頭のあいだに4頭の赤ちゃんが生まれました(
ニュース)。
生後8日目の2009年9月30日、初めての体重測定をおこなったところ、3頭の平均体重は 905グラムでした。10月14日に測ると、平均体重1,620グラム。一般に、生まれたときの体重は300グラムといわれていますので、体重は5倍以上の成長です。
すでに目も開き、おぼつかない足どりながら歩き始めました。母親キキョウの体調もよく、餌はすべて食べています。
公開はもう少し先になりますが、ウォッチングセンター内動物ホールでビデオ映像をごらんください。また、下記のとおり、赤ちゃんの名前を募集します。
◎キキョウの子3頭の名前募集
募集期間 2009年10月29日(木)~11月3日(火)
応募方法
多摩動物公園ウォッチングセンター内動物ホールで、赤ちゃんのようすをビデオで上映します。それをごらんいただいた上で、ホールに設置された応募用紙を使って、赤ちゃんの名前と必要事項(応募者氏名、性別、住所、電話、年齢)を記入し、投票箱に投函してください。応募は1人1枚のみ。1名による複数応募や記入不備は無効となりますのでご注意ください。
名前はアフリカ原産植物から選んでください
ホール内に、チーターの故郷であるアフリカにちなみ、アフリカ原産の植物名を複数掲示します。その中から一つを選んで、投票用紙に記入、投函してください。
応募名の中から赤ちゃんにふさわしい名前を動物園で選び、追ってウェブサイトで発表します。アフリカ園のチーター舎にも掲示します。(公開日は未定です。)
また、決定した名前に投票した方には、記念品をお送りします。
(2009年10月23日)