多摩動物公園は、他の動物園と連携し、コアラの繁殖に力を入れています。
こちらのニュースでもお知らせしたとおり、多摩動物公園と埼玉県こども動物自然公園のあいだでコアラを相互に移動しました。
2008年4月23日、多摩動物公園から送り出したのは、オスの「コウ」。コウは鹿児島県平川動物公園で1995年7月15日に生まれ、2003年5月15日、繁殖のための貸与契約によって多摩に来た個体です。
コウは昨年(2007年)も埼玉県こども動物自然公園へ行き、1頭の繁殖に成功しました。今回も、交尾が確認されています。
また同じく2008年4月23日、埼玉県こども動物自然公園からやってきたのは、オスの「マックス」。マックスは2006年5月26日に埼玉県こども動物自然公園で生まれました。
このコアラの移動による繁殖計画は、鹿児島市平川動物公園、多摩動物公園、埼玉県こども動物自然公園の3園の合意にもとづいて進められています。
4月からの移動期間は、2008年11月12日、約6か月で終了。マックスを埼玉に戻し、入れ替わりにコウが帰ってきます。繁殖計画の成果が期待されます!
写真上:コウ
写真下:マックス
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埼玉県こども動物自然公園
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平川動物公園
(2008年11月07日)