葛西臨海水族園で2022年8月13日(土)、オウサマペンギンのひなが生まれました。当園では4年連続の繁殖です。
母親はウララ(14歳 2008年8月24日 上野動物園生まれ)、父親はウメ(10歳 2012年2月25日 アドベンチャーワールド生まれ)。性別は不明です。
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生後6日のひな (撮影日:2022年8月18日) | 父親の「ウメ」に抱かれるひな (撮影日:2022年8月18日) |
葛西臨海水族園では2010年にオウサマペンギンの飼育展示を開始し、2011年に初めて繁殖が成功しています。今年はウメとウララのペアで6月20日に産卵がありました。慎重に経過を観察していたところ、8月13日に孵化を確認しました。両親がひなをしっかりと抱き、えさを与えているようすが観察されています。
屋外での展示はひなの体が十分大きくなってからおこなう予定です。公開日は決まりしだい、葛西臨海水族園公式サイトにてお知らせします。
育雛のようすは観覧エリアに設置した専用のモニターでご覧いただけます。
当園での飼育状況(2022年8月25日現在)
10羽(オス4、メス4、不明2) ※今回孵化したひなを含みます。
日本国内の飼育状況(2021年12月31日現在)
18園館 278羽(オス151、メス111、不明16)
資料:オウサマペンギン国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】
(2022年08月25日)
(2022年08月31日:専用モニターでの公開について追記)