葛西臨海水族園では、このたび今年孵化したオウサマペンギンのひな2羽のうち1羽が死亡しましたので、お知らせします。
死亡したひなは、「ソラ」(オス)と「レイ」(メス)のペアの子どもで、2020年9月12日に孵化しました。このひなは孵化したときの体重が他のひなに比べて軽く、やや健康状態に不安がありました。また、1羽で抱卵していたレイに削痩(さくそう)が見られたため、「人工育雛(いくすう)」をおこなっていました。
その後、ひなは順調に体重も増えて元気に育っていましたが、10月半ばから開口呼吸が見られるようになり、原因を調べていました。10月24日に状態が悪化し、翌25日に上野動物園の動物病院に運搬してCT検査などをおこない原因の究明を試みましたが、同日死亡しました。
死因は調査中です。わかりしだい葛西臨海水族園公式ウェブサイトでお知らせします。 | 死亡したオウサマペンギンのひな (撮影日:2020年10月8日) |