クロマグロの飼育は一般的な魚に比べて、水槽環境のチェックや魚の状態観察など気を使う部分が多く、マグロ水槽の担当になった日はいつも以上に気を張って作業をしています(もちろん、他の水槽を担当するときに気を抜いているわけではありません!)
2015年6月21日にあらたなクロマグロが搬入されてからは、さらに気を張って飼育作業に取り組んでいます。搬入後しばらくは毎日ドキドキしながら水槽を覗いていましたが、今では新入りのマグロたちもずいぶん水槽に慣れ、えさの時間になると、われ先にアジやイワシに食いついています。
◎えさを食べるクロマグロたち(2015年7月30日撮影、30秒)
アクリル面に貼ってある衝突防止のテープも残りわずかとなりました。このテープを剥がし終われば、水槽内のクロマグロをすっきりと見ることができるようになります。飼育担当の私も、マグロたちを少し落ち着いた気持ちで見ることができるはずです。
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〔葛西臨海水族園飼育展示係 三森亮介〕
(2015年07月31日)