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マグロ水槽の展示種について
 └─2015/04/02

 葛西臨海水族園の展示水槽「大洋の航海者:マグロ」では、2014年12月から1月にかけて展示中のクロマグロ、スマ、ハガツオの死亡が続いた結果、2015年4月2日現在、展示しているマグロの仲間はクロマグロ1尾となっています。

 今回、展示回復に向けた第一段階として、水槽内の環境が安定していることを確認するため、大水槽の擬岩側で3月31日(火)にアカシュモクザメ2尾の展示を、4月2日(木)にタカサゴ約500尾の展示をはじめました。

アカシュモクザメ
タカサゴ


 水槽内の展示回復に向けた今後の予定については、以下のニュースをご覧ください。

 ・ニュース「クロマグロ等の展示について」(2015年3月27日発表)


参考

アカシュモクザメ Sphyrna lewini
 全世界の温帯・熱帯域に広く分布し、日本では北海道南部以南で見られる。特徴的な形の頭部を持つことで知られ、大型の水槽をもつ水族館で展示され人気がある。当園でも「大洋の航海者:サメ」水槽で展示中。全長4mほどになる大型のサメ。

タカサゴ Pterocaesio digramma
 奄美大島以南、小笠原諸島以南、インド・西太平洋の亜熱帯・熱帯域で見られる。沿岸の岩礁域やサンゴ礁域の周辺に群れで生息する。沖縄県では県魚となっており、沖縄の方言で「グルクン」と呼び、一般にはから揚げのほか、刺身、焼き魚など産業重要種となっている。


(2015年04月02日)


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