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クロマグロ等の病理検査について
 └─2015/01/20

 葛西臨海水族園の展示水槽「大洋の航海者:マグロ」では、お知らせしているとおり、展示中のクロマグロ、スマ、ハガツオの死亡が2014年12月から続いております。死亡の原因として病気の可能性もあることから、検体を複数の研究機関に送って病理検査をおこなっておりましたが、本日1月20日、ウイルスが検出されたとの報告が、そのうちの一機関からありました。
 引き続き、ほかの機関の検査結果も踏まえ、総合的に死亡原因を検証してまいります。

(1)病理検査結果
 病理検査を依頼した検体すべて(クロマグロ:2検体、スマ:1検体)からウイルスが検出されたため、現在ウイルスの特定を進めています。

(2)現在の展示生物(2015年1月20日15時現在)
 クロマグロ(全長100~130cm):3個体
 ハガツオ(全長50~60cm):4個体
 合計2種 7個体

(3)2015年1月14日以降の展示数の推移
 本水槽で展示していた3種について、展示数は以下のように推移しています。

種名1月14日1月15日1月16日1月17日1月18日1月19日1月20日
クロマグロ
17
13
13
8
7
6
3
スマ
4
2
1
1
1
0
0
ハガツオ
9
9
8
8
5
5
4
合計
30
24
22
17
13
11
7
※各日9時30分時点

(2015年1月20日17時)


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