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オウサマペンギンのひな展示中
 └─2014/01/31

 葛西臨海水族園では現在5羽のオウサマペンギンを飼育しています。クール(オス)、ウミとウララ(メス)、ソラ(性別不明)、それに2013年9月17日に孵化したひなです。

 このひなは、クールとウミの2羽目の子どもで、2011年に孵化したソラにとっては弟か妹(まだ性別は不明)にあたります。大きくなるまでは非公開の予備飼育室(冷房室)で飼育していましたが、2014年1月11日の公開に先駆けて、1月7日にペンギン舎に移動しました。

 1月8日の朝からひなと両親を展示場に出す訓練を始めたのですが、両親は久しぶりの場所にもかかわらず、落ち着いた足取りでひなを連れ、3羽はスムーズに展示場に出ました。2日目からは両親はプールにも入りフンボルトペンギンの間を悠々と泳ぎまわるようになりました。

 ひなは、年上のソラにつつかれたり、イワトビペンギンにちょっかいを出されたり、みんなにつられてプールに入ってはみたものの上陸に手間どったり、とハプニングもありましたが、今では新しい環境にすっかり慣れ、日中はよく両親と一緒に擬岩の上で気持ちよさそうに日光浴をしています。運がよければピーヨピーヨと独特の声を出して両親に餌をねだるひなの姿も観察できるかもしれません。

 2月2日まで「ペンギンの生態」エリアで、ひなの名前を募集しています。

「オウサマペンギンのひな展示開始、名前募集」(2014年01月09日)

 10種類の名前の候補の中から選んでいただく選択方式です。ひなのようすを見ていただき、ぜひふさわしい名前を投票して下さい。 みなさんの清き一票をどうぞよろしくお願いします!

写真:両親と一緒に擬岩の上で気持ちよさそうに日光浴するひな(中央)

〔葛西臨海水族園飼育展示係 山口香子〕

(2014年01月31日)



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