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ツシマテンの「ちゅう」が対馬から来園しました
 └─2024/07/02
 2024年6月12日、NPO法人どうぶつたちの病院対馬動物医療センターから井の頭自然文化園にツシマテンのオス「ちゅう」が来園しました。


来園したツシマテン「ちゅう」

 日本固有種であるテンは、ホンドテンとツシマテンの2つの亜種に分けられます。ホンドテンは本州、四国、九州などに広く分布しますが、ツシマテンは長崎県対馬だけに生息します。

 ツシマテンは、かつて対馬に渡ったテンが、その後島が離れたことで隔離され、独自に進化したと考えられています。1971年に国の天然記念物に指定されました。

 今回来園した「ちゅう」は、2021年4月対馬市内の民家で保護されました。保護されたとき、生後間もない状態だったため、人工哺育によって育てられました。2024年7月2日(火)に動物園テン舎(オオコウモリ側)で公開しました。ぜひ、隣に展示しているホンドテンと毛の色などを比較してみてください。

(2024年07月02日)



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