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ツシマヤマネコの「結」(ゆい)が福岡市動物園へ移動しました
 └─2021/02/27
 井の頭自然文化園は環境省のツシマヤマネコ保護増殖事業に協力し、2006年からツシマヤマネコを飼育しています。その事業計画にもとづき、2020年12月6日に長崎県佐世保市の西海国立公園九十九島動植物園から来園したメス「結」(ゆい、個体番号No.81)を2021年2月22日、福岡市動物園に移動しました(来園のお知らせはこちら)。結は2017年4月27日に福岡市動物園で生まれた個体です

 環境省は絶滅危惧種のツシマヤマネコを守るために、種の保存法(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律)にもとづいて保護増殖事業を推進しています。事業の一環として環境省は公益社団法人日本動物園水族館協会に依頼し、国内の計8施設がツシマヤマネコの飼育下繁殖事業に取り組んでいます。

 結の移動後、井の頭自然文化園のツシマヤマネコの個体数はオス1頭、メス2頭となりました。


(2021年02月27日)



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