ニホンコウノトリが死亡しました
└─2019/10/18
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井の頭自然文化園で飼育していたニホンコウノトリが、昨日2019年10月17日に死亡しました。性別はオス、2009年4月18日に多摩動物公園で孵化し、2017年12月25日に井の頭自然文化園に来園した個体です(
来園のお知らせ)。
2017年11月15日撮影
コウノトリは全国で野生復帰に向けて保全の取り組みが進められています。野生生物の保全に果たす動物園の役割を広く知っていただくために2017年12月25日に来園したこのニホンコウノトリは、水生物園(分園)のサギ舎で公開していました。
今年(2019年)9月下旬から採食不良や日による採食量のばらつきが見られたため、給餌方法をくふうしながら注意深く経過観察していました。残念ながら10月17日の朝、飼育担当者がサギ舎を巡回した際、死亡を確認しました。死因は肝不全でした。
井の頭自然文化園のニホンコウノトリはいなくなりました。
(2019年10月18日)