落葉樹は晩秋になると葉を落とし休眠状態で冬を過ごします。春に芽吹き、活動を開始するために準備されたのが冬芽です。
冬芽は、葉、花、枝になる芽が小さくまとまったもので、寒さ対策、冬の乾燥から実を守るため、樹種によって多様な進化をとげてきました。一見地味で、どれも同じように見える冬芽ですが、冬芽の構造を知ることで、冬ならではの植物の楽しみ方ができます。
ぜひ、園内でじっくり観察してみてください。

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「花ごよみ」2018年1月16日号(175号)(PDF、約430KB)
(2018年01月17日)