国内最高齢のアジアゾウ井の頭自然文化園の「はな子」は、当園の人気者ですが、じつは園内彫刻館にも、もう一つの「はな子」がいます。
こちらは、ダンボールでできた実物大の「はな子」の模型です。2014年4月13日におこなわれた「吉祥寺駅・南北自由通路開通記念」パレードに、吉祥寺のシンボルともいうべき「はな子」を参加させたいとの願いから、市民、商店街のみなさん、武蔵野美術大学の学生が協力して作ったものです。
「はな子」の姿を60個の部分に分け、60枚の大きな段ボールを切り抜いて組み立てました。実物大とミニサイズの2種類が設計され、約2か月間かけて作り上げたそうです。
パレード終了後、期間限定で当園彫刻館B館に設置し、みなさんにごらんいただいていましたが、9月3日に解体されることとなりました。
まだごらんになっていない方は、ぜひ彫刻館に足をのばしてみてください。なお、ミニサイズのほうは別のイベントのため、吉祥寺PARCOに移動しました。
写真上:2つのダンボール「はな子」
写真下:パレード用の台車に載せて
〔井の頭自然文化園教育普及係 大橋直哉〕
(2014年08月29日)
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