ツシマヤマネコは長崎県対馬に100頭前後しか生息していない、絶滅に瀕した稀少な野生動物で、現在、国内9施設で域外保全に取り組んでいます。井の頭自然文化園もそのうちの一施設で、環境省の委託を受けて5頭のツシマヤマネコを飼育し、繁殖を目指しています。
こうした動物園などがおこなう「域外保全」とともに、生息域で野生動物のくらす環境を守る「域内保全」もまた、重要なことはいうまでもありません。
交通事故や、イエネコが媒介する感染症などによるツシマヤマネコの減少を防止するため、さまざまな保全活動をおこなってきた対馬出身のアーティストMISIAさんが、今回対馬市、環境省との共催でツシマヤマネコ応援企画公募キャンペーンを開始しました。
下記のサイトで、キャンペーンの内容をごらんいただくことができます。井の頭自然文化園で公開中の「トラジロウ」にもぜひ会いにきてください。
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ツシマヤマネコ応援キャンペーンサイト
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MISIAの対馬視察レポート
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対州馬命名キャンペーンに関する関連情報
(2012年03月23日)