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10/1「水グモもんもんと水中の生き物の世界」
 └─2010/08/27

 井の頭自然文化園は、2010年9月11日(土)から10月10日(日)に開催される「第2回東京国際科学フェスティバル」に参加しています。この参加イベントのひとつとして、「三鷹の森ジブリ美術館」、「NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構」と協力し、「水グモもんもんと水中の生き物の世界」を開催します。

 三鷹の森ジブリ美術館でアニメーション映画「水グモもんもん」(2006年宮崎駿監督作品)をご覧いただいた後、井の頭自然文化園の職員がミズグモと水中の生き物についてお話しします。その後、水生物館で生きた水グモを観察していただけます。

 ミズグモと水中の生き物たちのふしぎな世界をお楽しみください。

日時 2010年10月1日(金)午後1時~5時

会場 三鷹の森ジブリ美術館および井の頭自然文化園

内容
 ・三鷹の森ジブリ美術館 自由見学
 ・アニメーション映画「水グモもんもん」上映会
 ・お話「ミズグモと水中の生き物たち」
 ・井の頭自然文化園 水生物館ガイドツアー

定員 小学生と保護者70名(三鷹市民枠35名)

応募方法
 往復はがきに参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年令・性別、代表者の住所・氏名・電話番号を明記し、返信面に住所と氏名を記入して、〒181-0013 三鷹市下連雀 3-24-3 三鷹駅前共同ビル3階 NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構「水グモもんもんと水中の生き物の世界」係までお送りください。応募多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。重複応募は無効です。

締切 2010年9月9日(木)消印有効

水グモとは
 3万5千種以上もいるといわれているクモの中で、水中でくらすクモを「ミズグモ」といいます。水中生活をおくるクモは、世界でもミズグモ以外に知られていません。ミズグモは水中に「泡」を作り、そこを利用して生活します。ヨーロッパから日本にかけて分布していますが、日本国内では北海道以外ではほとんど見られません。
 井の頭自然文化園では、2006年7月からミズグモの飼育と展示に取り組み、2007年には累代飼育に成功。現在は一年をとおして展示をしています。国内での展示例は、当園以外ほとんどなく、生態についての報告や繁殖例もありません。

短編映画「水グモもんもん」
 ジブリ美術館の映像展示室「土星座」のみで上映されている短編アニメーションです。

 詳しくは三鷹の森ジブリ美術館の映像展示室 土星座「水グモもんもん」のページをご覧ください。

三鷹の森ジブリ美術館

東京国際科学フェスティバルとは
 科学を楽しみ、技術に親しむお祭りとして、「地域の絆を世界の絆に」をモットーに、世界天文年2009、ダーウィン生誕200年、「種の起源」刊行150年を記念して、2009年に第1回が創設されました。第2回となる今年(2010年)は、9月11日から10月10日の30日間開催されます。おとなも子どもも全ての人々が科学を楽しむ文化を地域にひろげ、「科学好き市民」のコミュニティを形成していくことが、このお祭りのねらいです。

東京国際科学フェスティバル2010

写真上から
・水中のミズグモ
・アニメーション映画「水グモもんもん」より
・東京国際フェスティバルのロゴ

(2010年08月27日)



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