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「東京動物園協会野生生物保全基金」成果報告会オンライン公開!
 └─東京動物園協会 2021/03/13
 公益財団法人東京動物園協会が運営する「東京動物園協会野生生物保全基金」は、支援を差し上げた方々の活動報告講演会を毎年3月に開催してきましたが、昨年(2020年3月)は、新型コロナウイルス感染症の影響で開催ができず、今年は昨年分も合わせて、オンラインで開催します!

 今回、助成対象者の方々には活動成果を動画で報告していただきました(対象は昨年実施できなかった2018年度の活動、および直近の完了年度である2019年度の活動です)。以下にご紹介します。どうぞご覧ください(YouTube動画側の説明欄もご覧ください。各団体や個人からのメッセージや公式サイト等へのリンクがあります)。

 東京動物園協会野生生物保全基金は、公益財団法人東京動物園協会が運営する助成基金です。設立趣旨のひとつである「人と動物の共存への貢献」を一層進めるために、野生生物保全活動に取り組む方々の支援を目的として、助成金交付事業を実施しています。

 また本基金は、基金の趣旨に賛同される方々の支援によって成り立っています。ぜひとも基金への寄付のご協力をお願いいたします。詳しくは「寄付のお願い」をご覧ください。

▶目次


●2018年度助成対象活動

セマルハコガメの保全遺伝学研究
鈴木大氏


●2018年度および2019年度助成対象活動

キリンにおける繁殖生理の非侵襲的調査法の確立と性成熟年齢の解明(2018年度)
キリンの国内飼育下個体群における繁殖生理状態把握に関する一斉調査(2019年度)

岐阜大学応用生物科学部動物繁殖学研究室(動物保全繁殖学)


●2019年度助成対象活動

コンゴ民主共和国ルオー学術保護区とその周辺地域における野生ボノボの保全活動
特定非営利活動法人ビーリア(ボノボ)保護支援会



人と共存していく最高次捕食者──希少亜種ダイトウコノハズクの採餌生態の解明
ダイトウコノハズク保全研究グループ



和歌山市周辺地域(里山・都市・離島)の生息環境による生物比較調査
和歌山県立向陽中学校理科部



東京都町田市に生息するムササビ孤立個体群の保全に向けた、生息数推定および分布地域特定の試み
町田ムササビ保全研究グループ



琉球列島固有種ケナガネズミの普及啓発
ケナガネズミ研究グループ



ボルネオオランウータンのメスの妊娠・出産と果実生産量に関する基礎的研究
久世濃子氏


(2021年03月13日)



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