国内での豚コレラの発生が続いている中、関東地方でも2019年9月13日に埼玉県で豚コレラの疑似患畜が確認されました(
農林水産省 報道発表資料)。これを受け、上野動物園・多摩動物公園・井の頭自然文化園では防疫のため以下の対策を実施しています。
ご来園のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほど、お願いいたします。
※葛西臨海水族園はブタ類を飼育していないため、特に対応はとっていません。
実施中の対応
- 上野動物園のブタ(アグー、アヨー)および井の頭自然文化園のブタ(ミニブタ)の展示を中止
- 多摩動物公園のニホンイノシシは来園者との距離が近いため、動物舎のまわりに距離を保つための柵を設置
- その他、動物の状態の監視強化、連絡体制の周知徹底、来園者に対する注意喚起、入退場門や動物舎出入口での靴底消毒の徹底
※豚コレラについて
豚コレラは、ウイルスによってブタやイノシシに感染する病気です。家畜伝染病予防法では家畜伝染病に指定されています。人には感染せず、また感染した豚肉を食べても健康障害は起こりません。
(2019年09月14日)