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アルダブラゾウガメたちを屋外に移動しました
 └─大島  2011/06/10

 大島公園動物園ではアルダブラゾウガメ9頭とケヅメリクガメ2頭を飼育しています。ゾウガメたちは冬季の気温が低い間は温室内の展示場で飼育し、気温が暖かくなると日光浴を兼ねて屋外展示場で飼育しています。

 5月中旬になって日長が長くなるとともに外気温が高くなってきました。ゾウガメたちは、晴れた日には屋外展示場に出るための扉付近に陣取って外に出たそうにしているので、2011年6月1日に屋外展示場に移動しました。

 ゾウガメを屋内外に移動する際には必ず体重を測定しています。カメは背中に大きな甲羅を背負っているため、ほかの動物に比べると見た目での体重の増減がわかりにくいので、体重測定値の変化を健康管理の目安の一つにしています。
 今回一番大きかったゾウガメはオスの「ロク」で、体重は195.0キログラムでした。2010年6月の測定では191.2キログラム、11月が193.9キログラムだったので、順調に成長していることが確認できました。

 ゾウガメたちは10~11月まで屋外展示する予定です。日光浴を満喫しながら広々とした展示場ですごすゾウガメたちを、ぜひ大島公園でごらんください。

〔大島公園動物園 大賀幹夫〕

(2011年06月10日)



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