多摩動物公園は、2008年５月５日に開園50周年をむかえました。2008年５月から３月まで、毎月特定の動物に焦点をあて、動物たちの魅力を伝える「月間動物」イベントを開催しています。９月は、昆虫を「シンボル動物」とした昆虫月間です。

◎恒例「秋の鳴く虫展」

　酷暑の夏が過ぎ去り、秋の気配が迫る季節。今年も多摩動物公園恒例の「秋の鳴く虫展」を開催します。マツムシやスズムシ、カンタンなど、約20種類を展示し、写真やパネルで虫たちのくらしや鳴き方などをご紹介します。

期間　2008年９月４日（木）～９月30日（火）
場所　多摩動物公園昆虫園本館２階「多目的ホール」
時間　午前９時30分～午後４時30分（昆虫園本館の開館時間）

キーパーズトーク「多摩動物公園のハキリアリ」

　2008年９月７日（日）午後１時30分～２時、ウォッチングセンター内動物ホールで、飼育係がハキリアリについてお話しします。日本でハキリアリを飼育しているのは多摩動物公園だけ。

ミツバチからの贈り物「動物園産ハチミツができるまで」
　2008年９月14日（日）午後１時30分～２時30分、ウォッチングセンター内動物ホールで、飼育係がハチと蜜についてお話しした後、蜜を採集して作ったハチミツせっけんの型抜きなどをおこないます。定員50名。参加者多数の場合は抽選。

さわってみる？「見て、触って、感じて」チョウの幼虫タッチ
　2008年９月15日（月・祝）午後１時30分～２時、昆虫生態園入口前（屋外）で、飼育しているチョウの幼虫を見たり、触ったりしてみよう。

「あなたの知らない昆虫の世界」実体顕微鏡で観察してみよう
　2008年９月21日（日）午後１時30分～２時30分、ウォッチングセンター内動物ホールで、実体顕微鏡を使った観察をおこないます。コロオギの耳はどこ？　ハナムグリの口はどんなかたち？　顕微鏡で拡大してじっくり観察。

写真上：ハキリアリ
写真下：スズムシ

（2008年08月29日）