催し物
国際カエル年イベント
 水生物館特設展示「ずっとカエルとくらしたい」開催!
 └─井の頭 2008/04/25

 子どものころ、カエルやオタマジャクシをつかまえて遊んだり、鳴き声がうるさくて眠れなかったりしたことはありませんか。カエルは私たちの身近なところに、ふつうにいた生き物でした。しかし、そんなカエルが、今では全国各地で減っていて、身近な生き物ではなくなりつつあります。

 井の頭自然文化園の水生物館では、2008年4月26日(土)から8月31日(日)まで、特設展示「ずっとカエルとくらしたい」を開催します。展示場には、アズヒキガエル、ニホンアマガエル、モリアオガエルなど、関東地方にすむカエル9種類と、アズマヒキガエルとツチガエルのオタマジャクシを展示し、カエルの鳴き声を放送します(オタマジャクシは成体になったら展示終了です)。

 また、パネルを使って、カエルのおかれている現状や減少している理由、カエルの生活をおびやかすあらたな問題などを解説します。そして、これからカエルを守っていくために、私たちにどのようなことができるかを紹介します。

 私たちにとっても、これからの子どもたちにとっても、カエルが身近な生き物であり続け、ずっとカエルと暮らしていけるよう、水生物館の展示を見ながら、カエルの未来を考えてみませんか。

〔井の頭自然文化園水生物館飼育展示係 小木曽正造〕

(2008年04月25日)



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