毎年5月18日は「国際博物館の日」。国際博物館会議が1977年に制定した記念日です。上野動物園では、「国際博物館の日」記念事業として、国立科学博物館と東京国立博物館と連携し、ゾウをテーマにしたセミナーを開催します!
日時
2008年5月18日(日)9:15~14:30
会場
上野動物園、国立科学博物館、東京国立博物館
対象
30名(応募多数の際は抽選。15名までは中高生を優先)
参加費
650円(昼食代、飲み物含む)
セミナー内容
◎上野動物園「生きたゾウの観察」
陸上最大の動物であるゾウを知らない人はいないでしょう。しかし、その体の動かし方、鼻の使い方など、さまざまな特徴は意外に見すごされています。動物園で生きたアジアゾウをじっくり観察します。(解説:動物解説員・小泉祐理)
◎国立科学博物館「アフリカゾウとアジアゾウ」
アフリカゾウとアジアゾウの骨を比較し、そのちがいを調べます。また、絶滅してしまったゾウのなかまについてもお話しします。博物館のゾウの骨格標本で、ゾウの体とその進化について考えます。(解説:動物研究部研究員・川田伸一郎)
◎東京国立博物館「東京国立博物館のゾウ」
人間とゾウが合体したような像。ゾウに人が乗ったすがたをあしらった東南アジアの陶磁器。日本への仏教伝来とともに伝わったゾウの知識。博物館の美術品を通じて、人間とゾウの関わりをお話しします。(解説:主任研究員・小泉惠英)
申込方法
往復はがきに、イベント名(「上野の山でゾウめぐり」)、参加者全員の氏名(ふりがな)と「職業/学年」と年令、代表者の住所と電話番号を明記し、返信面に返信先を記入して、〒110-8718 台東区上野公園7-20 国立科学博物館 情報・サービス課「博物館・動物園セミナー」係までお送りください(問い合わせは 03-5814-9866、03-5814-9867まで)。しめきりは、
2008年4月30日(水)消印有効です。
写真上:上野動物園のアジアゾウ
写真中:戦後、インドから上野動物園にやってきた
アジアゾウ「インディラ」の骨格標本
写真下:崑崙奴以鉤御象図
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国際博物会議
(2008年03月07日)