中学生と高校生を対象に、動物園と博物館でライオンを切り口とした観察会やミニレクチャーを開催します! 会場は、上野動物園、東京国立博物館、国立科学博物館の3か所。「国際博物館の日」の記念事業です。動物園と博物館が集まる上野ならではのイベントです。
上野動物園でライオンを観察! → 国立科学博物館で剥製や標本を観察! → 東京国立博物館で獅子の作品を鑑賞! → 解散!というスケジュール。応募しめきりは、2007年5月13日(日)消印有効です。お早めに!
日 時 2007年5月20日(日)午前9時~12時
会 場 上野動物園、東京国立博物館、国立科学博物館
対 象 中学生と高校生 計40名
参加費 無料
内容
集 合 上野動物園正門前に午前9時
観察「上野動物園のインドライオン」(45分)
ライオンといえばアフリカを思い浮かべるかもしれませんが、インドにも、やや小型の「インドライオン」が生息しています。上野動物園で展示しているのも、このインドライオン。ライオンたちが活発に行動する朝、動物解説員とともに、じっくりと観察します。講師:上野動物園動物解説員・小泉祐里。
講義「国立科学博物館でライオンの強さの秘密に迫る」(50分)
ライオンは、ネコ類にはめずらしく、集団で狩りをする生き物です。獲物をとらえる鋭い爪と牙、肉を引き裂く歯など、ライオンのからだについて、国立科学博物館所蔵の剥製や頭骨標本、ライオンの祖先にあたる動物の標本などを観察します。講師:国立科学博物館動物研究部研究員・川田伸一郎。
講義「東京国立博物館の獅子とライオン」(30分)
ライオンはさまざまな意匠として人々に取り上げられてきました。門を警護する獅子、玉にたわむれる獅子の意匠など、各種の獅子が知られています。東京国立博物館にも、各陳列館ほか、たくさんの獅子がいます。作品を見ながら、その背景を探ります。講師:東京国立博物館ボランティア室長・鷲塚麻季。
解 散 東京国立博物館館内で解散
申込
往復はがきに、催し物名「上野の山でライオンめぐり」、参加者氏名(フリガナ)、住所、電話番号、学年を書いて、〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 国立科学博物館 情報・サービス課「博物館・動物園セミナー」係までお送りください。応募多数の際は抽選をおこないます。
締 切 2007年5月13日(日)消印有効
写真上:上野動物園のインドライオン
写真中:国立科学博物館のスミロドン骨格標本
写真下:東京国立博物館表慶館のライオン像
(2007年5月4日)
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