葛西臨海水族園では、開園35周年および新水族園のオープンに向けたサンゴプロジェクト※の一環としたイベント「かさりんBASE! サンゴ」を開催します。水族園で飼育展示している生き物や様々な標本をもとに、サンゴやサンゴ礁とそこにくらす生き物について紹介します。また、国立研究開発法人水産研究・教育機構に協力いただき、サンゴ礁を利用する魚類の生態やその調査方法、サンゴ礁保全の取組なども紹介します。
どなたでも参加できるブース形式のイベントです。ぜひお気軽にご参加ください。
※サンゴプロジェクトについては、
東京都建設局ホームページの「葛西臨海水族園(仮称)整備等事業に関するよくある質問」(
PDFダウンロードはこちらから:約4.7MB)質問No.13をご覧ください。

生体サンゴを展示している「サンゴ礁の海」水槽
日時 2025年3月9日(日) 10時~16時
場所 本館2階レクチャールーム
対象 どなたでもご参加できます
内容
・サンゴってどんな生き物?
サンゴは植物のようにも見えますが動物です。サンゴの体のつくりを、生体や骨格標本、パネルなどで紹介します。また、多くのサンゴの体には褐(かっ)虫(ちゅう)藻(そう)という小さな生き物が共生しています。顕微鏡とモニターで褐虫藻を観察してみましょう。
・サンゴ礁とそこにくらす生き物たち
サンゴが作るサンゴ礁には、さまざまな生き物がくらしています。サンゴ礁と生き物のかかわりを生体や標本を使って紹介します。
・サンゴ礁と魚と人のかかわり
サンゴ礁にくらす美味しい魚「スジアラ」と「ナンヨウブダイ」の鮮魚標本を展示しながら、サンゴ礁域での漁業について解説します。また、そういった魚の水中での生態をどうやって研究するのか、実際の研究道具を展示しながら解説します。さらに、生体のサンゴ種苗やサンゴ幼生を着床させる器具などを展示して、サンゴを守る水産研究・教育機構の取組についても紹介します。
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サンゴのなかま「スギノキミドリイシ」 | サンゴを隠れ家にするデバスズメダイ |
協力 国立研究開発法人 水産研究・教育機構
(2025年02月13日)
(2025年02月17日:PDFを追加)