葛西臨海水族園では、深海の魅力を伝えるさまざまなプログラムを開催します。葛西臨海水族園で展示している深海生物の多くは、水族園のスタッフが漁船に乗ったり、釣りをしたりして集めたものです。深海と海面の水温差が小さくなる冬は、深海生物採集のベストシーズンです。深海生物の観察にふさわしいこの時期に、魅力たっぷりの深海の世界を一緒にのぞいてみませんか?
水族園オリジナル「シンカイカード」プレゼント
シンカイカードには、水族園で展示されている「深海でくらす生き物」や「深海に移動することが知られている生き物」が紹介されています。
シンカイカードをゲットして、カードの生き物を探してみよう!
日時 2025年2月15日(日)~28日(金)9時30分~17時
場所 本館2階 情報資料室
対象 どなたでも参加できます

シンカイカード
深海トークショー ※募集終了しました
水族園における深海生物の採集について、スタッフからお話しします。さらに、水産業に関する研究機関である国立研究開発法人 水産研究・教育機構の研究者を講師としてお招きし、今まであまり食べられていなかった深海魚の活用方法についてお話しいただきます。

過去の実施のようす日時 2025年2月22日(土)
10時~11時
場所 本館2階 レクチャールーム
※ウェブ会議サービス「Zoom」を実施使用したハイブリッド実施
定員 レクチャールーム:30名
※申込は終了しました
オンライン :100名
※申込は終了しました
※事前申込制(先着順)
対象 どなたでも参加いただけます。
※内容は小学校高学年以上向けです。
参加費 無料(入園料も無料となります)
内容
1.「深海生物を採ってくる」
講 師:増渕 和彦(葛西臨海水族園調査係)
時 間:10時~10時30分
2.「深海性の低利用・未利用魚をもっと身近に」
講 師:下光 利明氏(国立研究開発法人水産研究・教育機構開発調査センター漁業第二グループ)
時 間:10時30分~11時
※講演後、実施参加者向けに採集道具や標本を用いた解説をおこないます(自由参加)。

調査船とした二隻の沖合底びき網漁船
【要旨】
「低利用・未利用魚」とは、一般に、マダラやヒラメのように皆さんがよく見聞きする魚とともに獲れるにもかかわらず、見た目や知名度などにより食用にならないか、低い値段でしか評価されない魚のことを言います。北東北の太平洋沿岸では、長らくスルメイカやさば類が水産業を支えてきました。近年、これらの魚が獲れなくなり、その先行きも見えない状況です。将来にわたって水産物に囲まれた私たちの食卓を守るためには、特定の魚ばかり獲り続けるわけにはいきません。一方で、深海魚は多くが低利用・未利用魚です。そこで、水産研究・教育機構開発調査センターは深海魚をおいしく食べられるようにするための調査を行っており、今回はその取組について紹介します。

下光利明氏
【下光氏プロフィール】
1991年広島県生まれ。2016年東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科を修了し、現職。採用後はいか釣漁業や沖合底びき網漁業の調査に従事。博士(海洋科学)
応募方法
受付フォームで以下のとおりお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、葛西臨海水族園 教育普及係までご連絡ください。
《実地参加の受付フォームはこちら》
《オンライン参加の受付フォームはこちら》
※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。
【問い合わせ先】葛西臨海水族園 教育普及係
03-3869-5152(代表) ※受付時間は9時30分〜17時
【締 切】実地参加:2025年2月15日(土)送信分まで有効 ※申込は終了しました
オンライン参加:2025年2月20日(木)送信分まで有効 ※申込は終了しました
※1月23日(木)から募集を開始し、先着順で受け付けます。
※締切前に定員に達した際は、葛西臨海水族園ウェブサイトでお知らせします。
※お申し込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
かさりんBASE!深海
“深海”の世界をご紹介!水族園の調査で採集された貴重な深海の生き物の標本や採集方法を紹介します。また、水産研究・教育機構が調査を進めている、今まであまり食べられていなかった深海魚の活用方法についてもご紹介します。
日時 2025年2月23日(日)、24日(月・祝)10時~16時
場所 本館2階 レクチャールーム
内容
・深海ってどんなところ?
体験や実験を通して、深海の特殊な環境を紹介します。
・深海にはどんな生き物がいるの?
深海には、さまざまな姿形をした生き物がたくさんくらしています。標本を見ながら、深海の生き物の姿形をじっくり観察してみましょう。
・深海の生き物はどのようにやってくるの?
水族園で展示している深海生物がどのようにやってくるのかを紹介します。
・「深海性の低利用・未利用魚をもっと身近に」
水産研究・教育機構が調査を進めている、今まであまり食べられていなかった深海魚の活用方法について紹介します。
対象 どなたでも参加できます。
参加費 無料

いろんな深海生物の標本を観察してみよう!
協力 国立研究開発法人 水産研究・教育機構
(2025年01月23日)
(2025年02月02日:「実施参加」の募集終了について追記)
(2025年02月12日:「シンカイカードプレゼント」について追記)
(2025年02月21日:「オンライン参加」の募集終了について追記)