第3土曜日に開催している多摩動物公園の「観察デー」。動物解説員とともに観察シートを利用して動物をじっくり観察します。
7月の観察デーは、2014年7月19日(土)。午後2時30分から3時30分までシフゾウを観察します。
頭はウマに似てウマにあらず、角はシカに似てシカにあらず、体はロバに似てロバにあらず、ひづめはウシに似てウシにあらず、それが「四不像」(シフゾウ)という名前の由来といわれています。本当は、どんな姿なのでしょうか。シフゾウは、野生では絶滅してしまった大きなシカの1種です。夏の交尾シーズンを迎え、オスのアオバが出す独特の鳴き声が、時おりアジア園奥に響きます。日中は休息していることの多いシフゾウですが、午後になると少しずつ動き出します。シフゾウはとてもゆっくり動くので、何をしているのかすぐにはわからないかもしれません。しかし、じっくり腰をすえて見ると、だんだんしぐさが見えてきます。体の特徴を確かめながら、しぐさもいくつか観察してみましょう。
「かんさつシート」は、シフゾウ前で配布します。ご希望の方は、時間内においでください。
※観察デーと観察シートについて詳しく知りたい方は、
こちらをどうぞ。
(2014年07月04日)