近年、自然環境の変化により各地でカエルが急激に減少しています。
昔から日本では、カエルは身近な生きものとして人々に親しまれ、「最古の漫画」といわれる「鳥獣戯画」にも登場します。
こうしたカエルの現状や、人間との関係を探るため、上野動物園ではカエルをテーマにした講演会をおこないます。
カエル保護活動をおこなう国際団体「両生類の箱舟」(Amphibian Ark、略称AArk)の桑原一司さん,美術史研究家でけろけろけろっぴグッズの収集家でもある京都大学の若杉準治さんなどのお話をつうじて、カエルと人間の関係について考えてみませんか。
日時 2011年4月16日(土)
午後1時30分~午後4時
会場 上野動物園動物園ホール、および両生爬虫類館
参加人数 先着120名
(事前申込不要、参加費無料。入園料は必要です)
内容
午後1時30分 両生爬虫類館の見学会
午後2時 動物園ホールにて講演会
「カエルと人の守る・守られる関係/AArk種選定会議を経て」
講師:桑原一司さん(AArk日本代表理事)
「日本の美術史に登場したカエルとカエルの擬人化について
──鳥獣戯画のカエルからけろけろけろっぴまで」
講師:若杉準治さん(京都大学大学院教授/京都国立博物館)
対談「カエルと人間(仮題)」
若杉準治さん・新倉典生さん(かえる文化研究所)
共催 東京動物園協会
AArk 両生類の箱舟
かえる文化研究所
※講演会の
チラシはこちら(PDF)。
(2011年04月08日)