追記:井の頭自然文化園の資料館は2011年3月12日から休館していましたが、4月9日から開館しました。それに合わせて、4月10日までの開催を予定していた特別展示「100かいだてのいえのどうぶつたち」を再オープンし、好評におこたえして6月26日(日)まで延長します。
井の頭自然文化園では、2010年12月21日(火)から特設展示「『100かいだてのいえ』のどうぶつたち」を開催します。
多くの子どもたちに読まれている絵本「100かいだてのいえ」「ちか100かいだてのいえ」には、子どもたちにとって身近な動物がたくさん登場します。作者の岩井俊雄さんは井の頭自然文化園の近隣に住んでおり、これらの絵本を描くために、文化園にかよって動物たちを観察しながら構想を温めていきました。
この展示では、絵本に登場する動物たちの興味深いすがたや行動を、生体展示や標本、映像などをとおして紹介します。絵本に描かれた岩井俊雄さんのイマジネーションの世界と、実際の動物のおもしろさを同時にお楽しみいただけます。
会期 2010年12月21日(火)~2011年4月10日(日)
会場 井の頭自然文化園本園の資料館「ネズミコーナー」
生体展示
ハツカネズミ、ヨツユビハリネズミ、ニホンアマガエル、
アオダイショウ、ニホントカゲ、クサガメ、ミスジマイマイ、
オカダンゴムシ、ワラジムシ など
(展示を変更することがあります)
協力 偕成社
武蔵野市立吉祥寺美術館では「『100かいだてのいえ』のひみつ─岩井俊雄が子どもたちと作る絵本と遊びの世界展」を開催します。
会期:2010年12月23日(木・祝)~2011年2月20日(日)
問い合わせ:武蔵野市立吉祥寺美術館 0422-22-0385
◎岩井俊雄さんのプロフィール
1962年愛知県生まれ。筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了。在学中の1985年、第17回現代日本美術展大賞を最年少で受賞。その後、国内外の多くの美術展に観客が参加できるインタラクティブな作品を発表し、注目を集める。
テレビ番組「ウゴウゴルーガ」(1992~1994)、三鷹の森ジブリ美術館「トトロぴょんぴょん」「上昇海流」(2001)や、ニンテンドーDSのアートソフト「エレクトロプランクトン」(2005)などを手がける。
現在は書籍やブログなどをとおして親子の創造的な関係を精力的に発信している。
写真上:絵本「100かいだてのいえ」
写真中:ヨツユビハリネズミ
写真下:アオダイショウ
(2010年12月10日)
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