井の頭自然文化園の「資料館」で、2010年10月26日から特設展示「センス オブ ノスタルジア──園長の部屋から」を開催します。
今年(2010年)開園68周年をむかえた井の頭自然文化園。長い歴史のなかで、戦時中の開園や猛獣処分、アジアゾウの「はな子」の来園など、さまざまなできごとがありました。展示施設や動物も時代ごとに変化し、周辺の自然環境や生物相も大きく様変わりしました。
この特設展示では、動物園と井の頭池を中心とした自然環境や生物相の変遷を、写真や映像資料、標本などをとおして紹介します。
展示の舞台は、動物園やその周辺の変化をずっと見続けてきた「ポッペケ園長」(架空の人物)の部屋。自然や生き物が大好きな園長の部屋には、その変化を物語る「モノ」や「資料」があふれています。
この部屋をのぞけは、昔を知っている方もそうでない方も、なつかしいモノ、なつかしい風景に出会うことができるでしょう。そして、古いもののなかに、新しい発見があるはずです。
会期 2010年10月26日(火)~2011年2月27日(日)
会場 井の頭自然文化園本園「資料館」1階 特設展示会場
写真上から
・昭和26年 秋の動物まつり 馬車にのるおサル
・昭和32年 井の頭池 オオカナダモが繁茂
(須田孫七さん提供)
・昭和29年発行 動物パンフレット
(2010年10月15日)
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