毎年、台東区と上野の森の博物館や美術館などの文化施設が開催している「上野の山文化ゾーンフェスティバル」。上野動物園もこのイベントに参加しています。
◎講演会シリーズ・園長講演
「希少鳥類の域外保全と上野動物園
──動物園が野生動物を救えるか」参加者募集
上野動物園では、温暖化によって絶滅が心配されるライチョウや、小笠原の固有種で絶滅危惧種のアカガシラカラスバト、奄美大島のルリカケスなどの生態調査、保護、繁殖に力を入れています。希少な野生動物を救うために動物園は何ができるか、園長の小宮輝之がお話しします。
日時 2010年10月2日(土)午後1時30分~3時
会場 上野動物園西園「動物園ホール」
定員 140名
演題 「希少鳥類の域外保全と上野動物園
──動物園が野生動物を救えるか」
講師 小宮輝之(上野動物園園長)
申込
(1)往復はがき──代表者の住所・氏名・電話番号、参加人数(1枚に2名まで)、演題(「希少鳥類の域外保全と上野動物園──動物園が野生動物を救えるか」)を明記し、返信面に郵便番号・住所・氏名を記入して、〒110-8615 台東区東上野4-5-6 台東区役所文化振興課内「上野の山文化ゾーン」係までお送りください。
(2)インターネット──台東区ホームページの文化・観光情報「
上野の山文化ゾーンフェスティバル講演会シリーズ」のページにアクセスし、専用フォームから電子申請でお申し込みください。
※応募多数の場合は抽選をおこないます。当選者には「入場整理券」をお送りします。
締切 2010年9月17日(金)必着
◎動物アート展
──東京芸術大学デザイン科学生による作品展
上野動物園の動物を中心に、さまざまな動物をモチーフにした立体作品21点(予定)を展示。東京芸術大学デザイン科学生による作品です。展示予定作品は──ホッキョクグマ、サイ、シカ、アシカ、キリン、ヒツジ、アザラシ、フクロウ、ハダカデバネズミ、ハリネズミ、カメレオン、アルマジロ、ゾウガメ、カエル、カエルの卵、金魚、サメ、ウミガメ、イカ、クモ、ネコ。
会期中の毎週土曜日と日曜日、作品を手がけた東京芸術大学デザイン科学生による解説をおこないます(ただし、
2010年10月10日[日]、10月16日[土]、10月17日[日]の3日間のみ、都合により解説を
中止します)。
会期 2010年9月18日(土)~10月31日(日)
午前10時~午後3時
会場 上野動物園西園「ズーポケット」
◎国際生物多様性年企画展
「スタンプ&フィギュアで見るレッドリストの動物たち」
国際生物多様性年にちなみ、絶滅のおそれのある動物たちをスタンプやフィギュアで紹介。消しゴムスタンプ作家の松野由起子さんが製作した動物スタンプ約100点と、いきもの造形作家の木村大介さん(アトリエ☆イボヤギ)の動物フィギュア約100点を展示します。会場にはスタンプコーナーを常設し、絶滅のおそれがある動物たちのスタンプを押すことができます。
また、会期中に作家を講師に迎え、スタンプ作りや動物立体作品の色塗りなど、ワークショップを開催する予定です。ワークショップの詳細が決まりしだい、当ウェブサイトでお知らせします。
会期 2010年11月9日(火)~11月28日(日)
午前10時~午後3時
会場 上野動物園西園「ズーポケット」
・
松野由起子さんのブログ
・
アトリエ☆イボヤギウェブサイト
写真上から
・小宮園長
・動物アート展、昨年の作品「ハリネズミ」
・スタンプ作品「マダガスカルの動物たち」
・フィギュア作品「カバ」
・フィギュア作品「ミーアキャット」
(2010年08月13日)