こちらでお知らせしたとおり、2010年7月23日(金)、「“チョキって・折って”紙のアート」展がオープン。作品の一部をご紹介しましょう。
遠くからでも目をひくのは、正面のケースに見えるリュウグウノツカイです。このリュウグウノツカイ、なんと長さ約2メートルもある作品です。もちろん紙で作られたものですが、本当に紙なの?と疑ってしまうほど、本物にそっくりです。この展示ケースは深海生物をテーマにしており、ほかにはホウラエソやミツマタヤリウオなどの作品も展示されています。
外洋の魚をテーマにした展示ケースではマグロや外洋性のサメが展示されていますが、こちらは真っ白な世界です。白い紙だけで作られていますが、魚体の滑らかなラインが際立ち、どれも美しい作品です。
エビやカニだらけのケースもあります。よく見ると、指先に乗ってしまいそうなカブトガニの赤ちゃんが! なんて小さい!
あまり紹介してしまうと、読んだだけでおなかいっぱいになってしまいそうですので、この辺でおわりにしておきましょう。
今回展示された作品数は約200点! 6名の作家さんそれぞれの持ち味が表現された、すばらしい作品ばかりです。展示用のディスプレイでは、作り方をご紹介したビデオも上映しています。みなさんも実際に作品をごらんになったら、作ってみたくなること間違いなしです。展示は7月30日(金)まで。お見逃しなく!
写真上:リュウグウノツカイ(左)、ミツマタヤリウオ(手前)、ヒカリキンメダイ(右奥)
写真中:白の芸術
写真下:小さな作品も精巧です。
〔葛西臨海水族園教育普及係 高浜由美子〕
(2010年07月23日)