井の頭自然文化園の水生物館で、2010年6月26日(土)から特設展示「カエルと私たちのこれから」を開催します。
かつて身近な生き物だったカエル。しかし、さまざまな理由から、急速にその数を減らしています。カエルは水辺と陸の両方がなければくらしていくことができません。また、皮膚が薄いため、環境の変化にとても敏感です。
この特設展示では、関東周辺に生息するカエルの展示と解説パネルを設置し、カエルが減ってしまった理由とその影響、カエルのために私たちができることなどを紹介します。
今年は「国際生物多様性年」。生物多様性を守ることの大切さを考える一年です。カエルを取り巻く環境を見つめ、人間と生き物との関わり方やカエルと私たちの将来について考えてみませんか。
会期 2010年6月26日(土)~9月26日(日)
会場 井の頭自然文化園分園 水生物館
展示生物
カエル成体9種(モリアオガエル、シュレーゲルアオガエル、ニホンアマガエル、トウキョウダルマガエル、ニホンアカガエル、ツチガエル、アズマヒキガエル、ウシガエル、カジカガエル)
オタマジャクシ(ツチガエル、ウシガエルなど)
写真上:トウキョウダルマガエル
写真中:昔の田んぼ
写真下:今の田んぼ
(2010年06月25日)
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