2010年1月2日(土)~4日(月)、および、1~2月の毎週日曜日に実施する特設展示ガイド「卵とひよこの話」は、井の頭自然文化園資料館で開催中の特設展示「鳥々色々」にある8つの研究室のうち、「鳥類飼育学研究室」が舞台です(
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日時 2010年1月2日(土)~4日(月)と
1~2月の毎週日曜日
正午と午後2時30分の2回
場所 井の頭自然文化園本園 資料館1階特設展示会場
まず、ニワトリの卵を割ってみます。台所でよく目にしますが、じっくり観察することはあまりないのではないでしょうか。黄身と白身だけでなく、ひなの位置を安定させるための「カラザ」や、ひなとして成長する「胚盤」などを見つけることができます。
それから、研究室にある孵卵器に話は進みます。強い光を発する検卵器を使って、卵の発生を確かめます。卵は順次追加しているので、いろいろな発生段階の卵を見ることができます。検卵器は、希少鳥類の人工繁殖の際にも威力を発揮する装置です。
孵卵器のとなりにある「ハッチャー」(孵化させるための装置)には、まもなく孵化する予定の卵が入っています。タイミングが合えば、かえったばかりのひなに会えるかもしれません。
最後は、かえって数日のひよこたちの登場です。ひよこは手のひらで覆うようにして触ってください。
「卵とひよこの話」のガイド役は、井の頭自然文化園の飼育展示係、教育普及係、動物解説員が交替で担当します。担当者によって話の進め方やポイントが変わりますので、何度でもご参加ください。正午と午後2時30分の2回実施します。
写真上:「鳥類飼育学研究室」
写真下:ひよこはそ~っと触ってね
(2009年12月30日)