土家由岐雄さんの
童話『かわいそうなぞう』は、太平洋戦争中の上野動物園で、空襲によって猛獣が逃げ出すと危険だからと、ゾウをはじめ、多くの動物が殺されてしまった悲しい物語です。
この童話は、1943年の夏、上野動物園で実際におこなわれた戦時猛獣処分を元にして作られました。今年は、猛獣処分から81年にあたります。残念なことに、今でも世界で戦争や内乱は続き、多くの人々や動物たちが犠牲になっています。また、多くの野生動物が絶滅の危険にさらされているのも、私たち人間の活動が原因です。戦中の動物園を見つめ直すことで、人間と動物の幸せな共存について考えてみませんか。
終戦記念日特別企画 おはなし会『かわいそうなぞう』
日時 2024年8月15日(木)
① 15時〜15時45分
② 16時〜16時45分
③ 17時〜17時45分
集合場所 西園・小獣館入口横 扉前
※開始15分前から開始5分前まで受付をし、受付したみなさまをおはなし会会場にご案内いたします。
途中参加はできません。

2023年のおはなし会のようす
(2024年08月08日)